キャリアコンサルタントの国家資格化の移行措置により、CDA認定者の国家資格登録の特典は第49回までということで、受験者数が増えてきた回でした。


FM様 

【受験回数】3回
【私が受講したのはコレ!】
 ・ マイクロスキルベーシック 内容を見る
 ・ インテイク面談のすすめ方 内容を見る

「何があったの、もっと聞かせて」


受験者のグループのラインに次々「合格」の報告が入ってくる中、自分の不合格は辛く、次に本当に合格できるのか、自分はCDAに向いていないのではないかと、不安でいっぱいになりました。この気持ちを立て直すことに時間がかかりました。
また、ロープレをすればするほど、具体的にどのようにセッションを進めればいいのか分からなくなり、迷走しっぱなしでした。何をやってもダメな自分ばかりが気になり、自信を持てなくなっていました。


そんな中、キャリアスタジのトレーニングで一番役に立ったのは「ストーリー」「具体的に」「気持ち」「自己探索」を丁寧に教えていただいたことです。 具体的には、城田先生がおっしゃった「何があったの? もっと話して、話を聞かせて!」をベースに、全てはクライアント主導で、カウンセラーはただただクライアントの話をしっかり聴くこと、傾聴することが大切だということです。実ロープレでは、常にこのことを意識するようにしました。


初回受験では全くの手探り状態で、「傾聴は大事」と頭では分かっていても、私の場合は「傾聴もどき」だったろうと思います。自分の思う方向にクライアントを誘導した感があり、試験講評でも「CDAを演じていた」と書かれてしまいました。


2回目の受験ではしっかり練習を積んで臨みました。しかし緊張感はなかったのに、セッションの内容が全く頭に残らず、驚くほどあっけなく終了してしまいました。 そして3回目の実技試験も手応えない気がしていましたが、今思うと教えていただいた「何があったの、どう思ったの、もっと話を聞かせて」という姿勢で向き合えたのかと思います。


城田先生がおっしゃった言葉の1つ、「短期間で早く上手くなるとか、早く成長するとか、早く結果を出すとか・・・「早い」ということに私は何の意味も感じない」が強く印象に残っています。私は3回目で合格に辿りつきましたが、私にはそれだけの期間が必要だったのだと思います。

NK様 

【受験回数】1回
【私が受講したのはコレ!】
 ・ マイクロカウンセリング個別クリニック 内容を見る
 ・ マイクロ技法別個人レッスン かかわり行動編 内容を見る

合格に近づけるメッセージ


まず最初に悩んだのは、「勉強のやり方をどうするか」でした。 「仲間同士の練習をたくさんやる」「やはりプロのトレーニングを受けないといけない」など、情報はたくさん飛び交っているのですが、この選択はとても難しかったです。

キャリアスタジオでは、実際のロープレを通して「私の癖」や「できていない部分」を教えていただきました。仲間同士での勉強会では、全く指摘されなかったことばかりです。 プロの先生に客観的に、そして具体的に修正個所を教えてもらうことは、落ち込むどころか、まるで「合格に近づけるメッセージ」と受け止めることができました。


私は当初、カウンセリングは全くできていなかったと思います。また、日ごろもカウンセリングとはかけ離れた職業で、しかもたくさんの方と会話することも多くはありません。
そんな私が合格できたのは、やはりプロの方にご指導を受けたからこそだと感じています。 試験当日も、トレーニングで教えていただいたことを意識して実行できました。


UK様 

【受験回数】1回
【私が受講したのはコレ!】
 ・ 二次のための模擬試験 内容を見る
 ・口頭試問集中トレーニング 内容を見る
 ・ 試験に出そうなクライアント対策50分  内容を見る

役に立った「二次 模擬試験」


二次試験の勉強で一番苦労したことは、

 ・どのように目標を立てて準備や勉強を進めていいか分からなかった
 ・カウンセリングについての専門的知識が不足していた
 ・カウンセリングの方向性がなく、場当たり的な会話になっていた
 ・試験対策を主催する各教育機関のトレーナーのフィードバックの正確な解釈が難しい
 ・理論としての「べき論」と実際の面接はやってみないと分からない
 ・質問の「意図性」についての理解と実際

でした。

キャリアスタジオのトレーニングで一番印象的だったのは、本番さながらの「二次 模擬試験」です。 特に「講評」は、自分自身の力のなさを思い知ることはもちろん、基本的なカウンセリングを学び直すきっかけとなりました。「講評」の内容も非常に的確で分かりやすく、自分の強みと弱みを正しく知ることができました。


試験対策を始める前には、自分の現状の知識と実力の程度を正しく把握し、棚卸したうえで、きちんと目標を定めて必要な勉強や練習を行うことが大切だと思います。 また、実際のロールプレイイングを進める中で気づいたこと、気になること、また、講師からのフィードバック等の不明な点を整理し、正しく理解したうえで修正を加え、次のステップ(練習)へと進めていくことも合格へにつながる、と実感しています。

SK様 

【受験回数】1回
【私が受講したのはコレ!】
・ 試験に出そうなクライアント対策50分 内容を見る


貴重な体験「プロのデモセッション」


48回二次試験では、国家資格化に伴う受かりたい気持ちのプレッシャーに悩まされました。また、技法にとらわれ過ぎて自分軸になっており、その修正が大変でした。
一方、初受験で合格できたのは、ロープレの回数を重ねたこととフィードバックを次に生かしたこと、またカウンセリングの意味を勉強したからだと思います。

学習中、必ず落ち込んだり、不安になったり、自分には向いてないと思う時期が来ると思いますが、「自分がなぜキャリアカウンセラーを取得したいと思ったか」に立ち返ることで気持ちを一新できました。

キャリアスタジオでは、自分がロープレしたのと同じクライアントのデモをその場で見せてもらったことが役立ちました。 プロのカウンセリングを実際に見る機会が今までなかったので、貴重な体験になりました。五感で体感できたことは、本当に貴重な財産です!